レモンクォーツ

英名:Lemon quartz  和名:レモン水晶、硫黄水晶
成分:SiO2 硬さ(モース硬度):7
レモンクォーツは、硫黄が混入して黄色く発色した水晶です。シトリンよりも淡いさわやかな黄色が特徴です。

アメジストやローズクォーツと同じく、水晶の変色種に当たります。同じ変色種で同系色のシトリンは、酸化鉄による発色なのに対し、レモンクォーツは硫黄が含まれることによって発色します。

天然のレモンクォーツは硫黄を含み、少しの傷がついても特有のにおいを発するため原石のまま取引されるのがほとんどの希少石です。
現在、ビーズやアクセサリーとして流通しているものは、水晶やスモーキークォーツに放射線処理を施して黄色に変色させたものです。天然ではありませんが、特有のにおいを発することなく透明感や色合いを安定して楽しむことができます。

主な産出国はブラジルやタンザニア、中国、アメリカなどです。

レモンクォーツは癒しの効果が高く、精神や感情の乱れを緩和し気持ちを落ち着かせてくれます。思考をクリアにしたり、発想力を高めたい時にもお勧めのパワーストーンです。紫外線に弱いため退色しやすい性質があります。日光、紫外線に長時間あてないように注意してください。


クラスターやセージでの浄化をお勧めします。紫外線に注意が必要です。
浄化方法について
(付着物がある場合、天然石の構造がもろい場合などご利用いただけない場合がありますので予めご注意ください。)
 〔ホームに戻る〕   〔天然石辞典トップページ〕   [ 閉じる ]