クンツァイト

英名:kunzite  和名:リチア輝石

成分:LiAl[Si2O6] 硬さ(モース硬度):6.5~7
クンツァイトはスポデューメン(リチア輝石)のピンク色のものを指します。

花崗岩質のペグマタイトにレピドライト(リチア雲母)やエルバイト(リチア電気石)などリチウムを含有する鉱物とともに産出されることが多いです。
主な産出国は、ブラジル、マダガスカル、アメリカ、アフガニスタンなど。
1902年にアメリカで発見された比較的新しいパワーストーンで、名前の由来はアメリカの宝石学者「クンツ博士」だといわれています。

クンツァイトは大きな結晶で産出されるのも特徴のひとつです。一方向に割れやすい劈開性が強いため、宝石としてカットされることはほとんどありません。

見る角度によって色の濃淡が異なり、ピンクの様々な表情が楽しめます。
このピンクは含有したマンガンに起因し、時間経過とともに薄くなってしまう褪色性です。また硬度は高いですが繊維状結晶面に沿って割れやすいので、取り扱いに注意が必要です。

クンツァイトは穏やかな癒しのパワーが強く、またインスピレーションやクリエイティブな力を高めてくれるといわれています。アクセサリーやお守りとして身に着けることで、肉体と精神、感情のバランスを保ち安定へと導いてくれます。ライラックピンク~ピンクの優しい色合いですが、凛とした強い愛を感じます。代表的な愛の石としても知られています。


クンツァイトは石の性質上、縦方向に割れやすく褪色性もあるので、流水や太陽光などの熱など刺激を与えるのは避けてください。セージ、月光浴、クラスターでの浄化がお勧めです。クラスターに乗せる際には落下しないよう注意ください。
浄化方法について
(付着物がある場合、天然石の構造がもろい場合などご利用いただけない場合がありますので予めご注意ください。)
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