ジェ-ド

ジェード ネフライト
ネフライト
本翡翠
本翡翠

ネフライト、本翡翠をまとめジェードと呼びますが、鉱物的に2種類に分かれます。
ネフライト
英名:nephrite  和名:軟玉
成分:Ca2 (Mg,Fe2+5 Si822 (OH)2   硬さ(モース硬度):5-6
アンフィボールの一種で本翡翠より硬度が低いために軟玉と呼ばれます。
色合いは白色から淡黄色、緑色と様々ですが含有された鉄分の多少によるものです。半透明で真珠光沢ないし、ガラス光沢を持ちます。

名称はギリシャ語で腎臓という意味のnephrosに由来します。
本翡翠
英名:jedite  和名:翡翠輝石・硬玉 (一般的には本翡翠といわれています。)
成分:Na(Al,Fe3+ )Si26   硬さ(モース硬度):6.5-7
パイクロシーンに属し、ネフライトより硬度が高いことから硬玉ともいわれています。単斜結晶に属しますが、結晶体で見られることはまれで、細かい繊維状のものを織り交ぜたようになったもので産出します。
主体は白色で、クロム分の含有によって緑色を示すものや、チタン混入により青紫色のものなどあります。半透明でガラス光沢を持ちます。

名称は古いスペイン語で腰の石の意味のpiedra de hijadaに由来します。

東洋・中南米では翡翠が古くから人気があり、軟・硬玉共に一般的に濃淡はありますが緑がかっているものをよく見かけます。

緑色は第4チャクラに対応していることから、純粋さと平穏さの象徴し、静寂の中に集められた叡智を意味するといわれています。愛と慈しみを深め、保護作用があり、身につける人を害から守り、調和をもたらすといわれています。

ネフライトは産地によって様々な表情を見せ、インド産の黄緑かがったものは草原を感じさせ、ニュージーランド産、南アフリカ産に見られる独特の模様がある深い緑色からは原始林、森林を感じさせます。

本翡翠も色合いにより異なった表情を見せますが情緒あふれるその様子からは落ち着きと安定をもたらすようです。
様々な表情を持ち合わせているせいでしょうか、古来より、夢をかなえる為に必要な現象を引き寄せる、夢を呼ぶ石という働きがあるといわれ、中国では経営者や教育者、指導者に好まれてきました。額の上に置くと、洞察に満ちた夢をもたらすといわれています。

無償の愛が注ぎ込む心の安定が欲しい時、今一度気持を静めたい時、夢を叶えるサポートが欲しい時などにお勧めです。

浄化について:太陽浴以外、全ての浄化方法を行えます。
浄化方法について
(付着物がある場合、天然石の構造がもろい場合などご利用いただけない場合がありますので予めご注意ください。)
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