エメラルド |
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英名:emerald |
成分:Be3Al2Si6O18
硬さ(モース硬度):7.5-8 |
ベリル(beryl)の緑柱石の中で、美しい緑色をしたものを言います。 この色合いは鉱物中に少量含有されたクロムの作用による発色だとされています。 六方晶系に属した長柱状、短柱状結晶体で発見され、名称はサンスクリット語の”スマラカタ”がギリシャ語で”スマクラドス”、ラテン語で”スマラダグダス”、その俗語で”スマラルダス”となり、古代フランス語で”エメラルド”と変化し、emeraldとなったとされています。 その昔、紀元前1650年にエジプトの砂漠に発見されたのをはじめとし、クレオパトラもこの石に魅せられ、自分の鉱山を持ってしまったといわれています。 古くから様々な文献に取り上げられ、多くの伝説、逸話のある鉱物とされています。 産地によって表情、色合いは様々ですが、目を奪うその色合いからは強い波動を感じます。 インスピレーションと無限の忍耐を象徴する石、”愛を成就させる石”として知られており、家庭内の幸福と献身的愛情をもたらし、結びつきや無条件の愛、協力関係を強め、友情を深めるといわれています。 第4(心の)チャクラを開き、情緒を落ち着かせる効果があり、ネガティブな要素を取り除き、ポジティブな行動をもたらすといわれ、第3-4チャクラに対応します。 また心霊能力を高め、霊視の眼を開き、精神界からの叡智の収集を促すとされ第6チャクラにも対応しています。 頭脳の明晰性をもたらし、記憶力を強化し、深い内的理解を促し、視野を広げ、叡智の石でもありますので洞察力を高め、真実を追究し、豊かな表現力を助けるといわれています。 人との結びつきを強めたいとき、自身を強めたいときなどにお勧めです。 |
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